次世代の指標を目指して。複数拠点での経験が築いた総支配人への道のり

総支配人

和光市東武ホテル

2000年入社

キャリアストーリー

15年目

宇都宮にて宿泊部フロントの主任へ昇格。

20年目

「新規ホテル準備委員会」へマネージャーとして異動。

東京オリンピックに向けて新規ホテルをオープンするための部署にて活躍。

24年目

宿泊特化型ホテルの女性初の総支配人へ昇格。

新規ホテル開業から複数拠点経験。25年間で積み上げた多様なキャリア

私は新卒で入社後、宇都宮でのフロント業務からスタートし、その後浅草事業所の立ち上げ、企画部門、品川での総支配人、そして現在の和光市での総支配人と、様々な拠点と職種を経験してきました。特に印象に残っているのは浅草事業所の立ち上げで、客室の備品選定から開業準備まで一から携わる貴重な機会でした。各事業所からのスタッフと一緒に朝から汗を流しながら新しいホテルを作り上げていく過程では、部門を超えた強い協力体制が生まれ、この経験が今でも私の財産となっています。 宇都宮のフルサービスホテルでは宿泊以外にレストランや宴会の経験も積むことができ、品川と和光市では宿泊特化型ホテルの運営ノウハウを学ぶことができました。 多様な業態のホテルを展開する東武ホテルマネジメントだからこそ、ホテル業界の幅広い分野での知識とスキルを身につけることができたと感じています。

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総支配人の役割とは。スタッフ一人ひとりの個性を活かす環境づくり

総支配人として最も重要な仕事は、売上や利益の最大化はもちろんですが、スタッフが心身ともに健やかに働ける環境を整えることだと考えています。お客様に良いサービスを提供するためには、まずスタッフ一人ひとりが個性を活かして働けることが不可欠だからです。具体的には、定期的な面談を通じてスタッフの状況を把握し、それぞれの強みを活かせる業務配置を心がけています。また、問題が発生した際には現場に出向いて直接状況を確認し、スタッフと一緒に解決策を考えることを大切にしています。 私自身は裏方の立場として、スタッフたちが安心して業務に集中できるようサポートすることが総支配人の本来の役割だと考えており、この姿勢が結果的にお客様満足度の向上にも繋がっていると実感しています。チームワークを大切にしながら、一人ひとりの成長を支援していくことで、ホテル全体のサービス品質を高めていけると信じています。

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女性総支配人として目指すもの。次世代への道筋と新たな挑戦

女性の総支配人という立場はまだそれほど多くない現状がありますが、だからこそ女性にもどんどん活躍していってほしいという想いを強く持っています。私自身、入社した頃は総支配人になることなど考えてもいませんでした。しかし現在では、私が歩んできたキャリアパスが後に続く女性スタッフたちにとって一つの指標となれば嬉しく思います。これまで多くの先輩方に教わってきた大切なことを、しっかりと次世代に伝えていくことも私の役割だと感じています。 また、総支配人として、和光市という都市部へのアクセスが良い立地を活かし、国内外のお客様により多くご利用いただけるよう、東武ホテルの知名度向上にも貢献していきたいと考えています。 ホテル業界は変革期を迎えていますが、人と人との温かい関係性を大切にするサービス業としての魅力を、次世代のスタッフと共に守り続けていきたいと思います。そのためにも、スタッフ一人ひとりが成長できる環境を整えながら、東武ホテル全体の発展に注力していきたいです。

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関東圏で多彩なホテル経験を、
東武ホテルマネジメントで。